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マクロビオティックとは |
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マクロビオティックは、マクロ+ビオティックの合成語である。 語源は古代ギリシャ語「マクロビオス」であり、 「健康による長寿」「偉大な生命」などといった意味 である。 18世紀にドイツのクリストフ・ヴィルヘルム・フーフェラントが 長寿法という意味合いで使いはじめた |
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食事法の特徴 |
日本古来の食事のように、玄米を主食、野菜や漬物や乾物などを 副食とすることを基本とし、独自の陰陽論を元に食材や調理法の バランスを考える食事法である。現在では桜沢如一の説を土台とし て、さまざまな分派が存在する。 ・玄米や雑穀、全粒粉の小麦製品などを主食とする。 ・野菜、穀物、豆類などの農産物、海草類を食べる。有機農産 物や自然農法による食品が望ましい。 ・なるべく近隣の地域で収穫された、季節ごとの食べものを食べるのが望ましい。 ・砂糖を使用しない。甘味は水飴・甘酒・甜菜糖・メープルシロップなどで代用する。 ・鰹節や煮干しなど魚の出汁、化学調味料は使用しない。出汁としては、主に 昆布や椎茸を用いる。 ・なるべく天然由来の食品添加物を用いる。塩はにがりを含んだ自然塩を用いる。 ・肉類や卵、乳製品は用いない。ただし、卵は病気回復に使用する場合もある。 ・厳格性を追求しない場合には、白身の魚や、人の手で捕れる程度の小魚は、 少量は食べてよいとする場合もある。 ・皮や根も捨てずに用いて、一つの食品は丸ごと摂取することが望ましい。 ・食品のアクも取り除かない。 |
生活習慣に関する原則 |
マクロビオティックに付随する生活習慣の原則は次の通りである。 (1)食事は1口ごとに最低20回以上咀嚼すること。 (2)食事の量を腹8分目程度にとどめること。 (3)間食は健常者には許容されるが、糖分に注意すること。 (4)煙草は禁止されている。 (5)酒類は健常者に限り、少量が許容されている。 (6)種々なストレスに注意し、克服すること。 (7)睡眠や休息を十分にとること。 (8)毎日適度な運動をすること。 (9)定期的な検診を受け、健康状態をチェックすること。 |
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